馬との会話


馬と会話するための人間のボディーランゲージ


 馬に自分の気持ちを伝えるときの、人間のボディーランゲージを紹介します。

 馬のボディーランゲージを観察して馬の気持ちがなんとなくわかったら、今度は自分の気持ちを伝えてみましょう。馬はリーダーを求め、ボスを拒む本能を持っています。私たち人間とあまり変わらない、理解しあえる隣人です。

 まずは自分の言いたいことを言うよりも、馬の気持ちを聞いてから始めましょう。馬も気持ちを聞いてくれる人が大好きです。馬の気持ちがわかったら、どのくらいのペースで、どのくらいのプッシュで始めたらいいかがわかるようになりますよ。

 馬に信頼されるように、馬に好かれるように、ソフトで丁寧なボディーランゲージを送って話しかけてみてください。

 (ただし伝えたとしてもそれを受け入れるかどうかは馬の自由です。馬の気持ちを尊重しましょう。馬に敬意を払いながら試行錯誤したほうが自分の話術やボディーランゲージが上手になりますよ!)

 


 ☆ご注意ください☆

 これらの内容は心身ともに健康な馬を想定しています。疲れている馬や人間不信の馬、心身に問題のある一般的な馬には行わないでください。効果が感じられないばかりか、非常に高い確率で重大な事故にあう危険性があります。馬から離れたところにいて、馬のボディーランゲージを聞いたり馬の気持ちを察したりということは問題ありませんが、馬にアクションを送って馬との会話を始めたりすることは非常に責任と危険の伴う行為です。安全のため実践は必ず自己責任においてウィッシュホースコミュニケーションズ内またはご自分の所有する施設と馬でのみ行って下さい。

 また、これらは多くの馬に通用する触れ合い方ですがもちろん世の中には多種多様な馬がいてこれが絶対という接し方はありません。馬は生き物であり様々な個性があって、どのようなやり方も完璧ということはないことをご承知おきください。よりベターな知識のひとつとして心に留めておいていただけると幸いです。馬の気持ちに寄り添う優しい人のお役に立てること、多くの馬が少しでも幸せになることを願っています。


 

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安全のため実践は必ず自己責任においてウィッシュホースコミュニケーションズ内またはご自分の所有する施設と馬でのみ行って下さい。すべての著作権は著作者に帰属します。これらの情報の無断転用、第三者への伝達、商業的利用などは固く禁じます。